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求人が良くても採用がうまくいかない会社の共通点【人事コンサルの視点】

求人が良くても採用がうまくいかない会社の共通点【人事コンサルの視点】

求人票をピカピカに整えた。給与も福利厚生も明記。写真もプロ並み、文面もキャッチー。
──それなのに採用が決まらない。


これ、よくあります。
たとえるなら「最高級の寿司ネタをそろえたのに、シャリがカチカチで客が帰る」みたいなものです。
求人票はネタ。でも、食べてもらえなきゃ意味がないんです。

面接官の態度が全部をぶち壊す

「人を大事にする会社です!」と求人票に書いてあるのに、面接官が無表情で腕組み。
これ、候補者からしたら 「チョコレートケーキ買ったのに、塩をかけて出された」 みたいなもんです。
どんなに条件が良くても、一瞬で甘さが消えます。

連絡の遅さ=不誠実に見える

「合否は一週間以内に連絡します」と言っておきながら、十日後に届くメール。
これはもう 「UberEats頼んだのに、届いた頃にはラーメンがカチカチに伸びてる」 状態です。
候補者は熱々を待ってるのに、冷めたら誰も食べないんですよ。

面接が「尋問」になっている

質問ばっかりして会社の魅力を伝えない。
これは 「初デートで相手にひたすら『年収は?貯金はいくら?浮気歴ある?』って聞いて、自分のことは一言も話さない」 のと同じ。
そんな人と2回目のデートしたいですか? 候補者だって同じです。

内定後の“放置プレイ”

内定を出して「よし終わり!」──これ、「告白してOKもらったのに、その後LINEしない」みたいなものです。
相手は不安になります。「あれ、本当に付き合ってるの? 他の人にしようかな」って。
辞退されるのは当然です。

人事だけで採用を回そうとする

現場や経営層が協力しないと、候補者は会社の全体像を感じられません。
これは 「バンドのライブなのに、ボーカルしか来なくて、ドラムもギターも不在」 みたいなもの。
曲は始まるけど、絶対盛り上がらないですよね。

まとめ

求人票は入口。でも、面接官の態度、連絡スピード、双方向の対話、内定後のフォロー、会社全体の巻き込みがそろって初めて“採用のフルコース”になるんです。


求人票だけで勝負しようとする会社は、「外装だけピカピカの家電。中身は動かない冷蔵庫」と同じ。
見た目に騙されて買う人はいません。

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