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初心者人事必見!「応募が集まらない!」求人票でやりがちなNG表現10選【保存版】

初心者人事必見!「応募が集まらない!」求人票でやりがちなNG表現10選【保存版】

「求人票を出しても応募が来ない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
実は求人票の“言葉の選び方”ひとつで、候補者の印象は大きく変わります。
厚労省の調査でも「仕事内容・労働条件が具体的でない求人には応募しない」と答える人は7割以上。
つまり、曖昧な表現やありきたりな言葉は、知らず知らずのうちに候補者を遠ざけてしまうのです。
この記事では、よくあるNG表現10個を「なぜダメか」「どう直すか」「改善の効果」まで具体的に解説します。

給与欄の「当社規定による」

  • なぜダメ?
    • 候補者にとって一番知りたいのは給与。曖昧な表現は「隠している」と疑われる。
  • 改善例:「月給25〜30万円(固定残業20時間分含む)。経験・スキルを考慮」
  • 効果:小売業A社ではこの修正で応募数が1.8倍に。

募集背景の「業績好調につき」

  • なぜダメ?
    • どの会社でも使える常套句。裏付けがないと信ぴょう性ゼロ。
  • 改善例:「3年連続で新規事業が拡大。受注件数が前年比130%のため採用強化」
  • 効果:候補者に「安定・成長企業」と納得感を与えられる。

求める人物像の「明るく元気な方」

  • なぜダメ?
    • 抽象的すぎて、誰もが当てはまる=誰にも響かない。
  • 改善例:「接客で笑顔を大切にできる方」「チームでの協働経験がある方」
  • 効果:応募者層が絞れ、面接でのミスマッチが減少。

仕事内容の「その他雑務あり」

  • なぜダメ?
    • 「何をやらされるかわからない」=ブラックな印象。
  • 改善例:「書類整理や備品発注などの庶務業務も一部担当」
  • 効果:実際の業務内容を想像しやすくなり、安心して応募できる。

勤務地の「応相談」だけ

  • なぜダメ?
    • 勤務地は生活に直結する大事な情報。曖昧だと応募をためらう。
  • 改善例:「東京本社(新宿区)または大阪支社(梅田)※希望考慮」
  • 効果:候補者が通勤イメージを持て、安心してエントリー可能に。

労働時間の「残業あり」

  • なぜダメ?
    • 「どのくらい?」がわからない=不安が増す。
  • 改善例:「月平均残業10時間程度。繁忙期(3〜4月)は20時間程度」
  • 効果:実際の働き方をイメージでき、定着度も上がる。

キャリア欄の「未経験歓迎」だけ

  • なぜダメ?
    • 「教育体制が整っていないのでは?」と逆に不安を煽る。
  • 改善例:「未経験歓迎。入社後3か月間の研修で基礎から指導」
  • 効果:安心して挑戦できる応募者が増える。

福利厚生の「各種手当あり」

  • なぜダメ?
    • 何があるかわからない=比較されると不利。
  • 改善例:「住宅手当(月2万円)、資格取得支援制度(受験料補助)」
  • 効果:他社との差別化が明確になり、応募者が納得して応募できる。

選考プロセスの「詳細は面接で」

  • なぜダメ?
    •  候補者は「どこまで時間がかかるか」を知りたい。見えないと応募しない。
  • 改善例:「書類選考→一次面接(人事)→最終面接(役員)→内定」
  • 効果:安心してスケジュールを組めるため、応募率が上がる。

PR文の「アットホームな職場です」

  • なぜダメ?
    • 使い古された表現で逆効果。「ブラック企業の常套句」と受け取る人も。
  • 改善例:「社員の平均勤続年数は7年。20〜30代が中心で、部活動も活発」
  • 効果:客観的な数字や事実で魅力を伝えられる。

まとめ

求人票は「応募者との最初の接点」。
曖昧な言葉や常套句は信頼を失い、応募数を減らします。
今日紹介したNG表現を具体的に直すだけで、応募数・質ともに改善可能です。
まずは自社の求人票を見直し、 給与・仕事内容・PR文 の3点から修正してみてください。

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